「奈良市新大宮の腰痛・肩こり整体院 くわた」の腰痛
腰痛の自己診断はとても危険です 2
今回も当院であった症例の紹介です。
患者さんは、「以前とは違うところに痛みがでた」と1年ぶりに来院された56歳の男性。
まずは通常どおり、問診と動作確認に圧痛点の検査。
今回、問診と動作確認しながら分かったポイントは次の4つです。
ポイント① じっとした状態でも痛みがでる
ポイント② 脈拍のリズムに合わせた痛みのリズムがある
ポイント③ 排尿時に痛みが出る
ポイント④ 残尿感がある
これらのポイントからある原因を疑い
「ただの腰痛ではないな」
「この腰痛は揉んだら痛みが悪化するな」
と判断。
そして決定的だったのが“圧痛点の反応”
そのポイントは「腎臓」です。
長年の経験から腎盂炎による腰痛の可能性が大
腎盂炎とは、腎臓のなかにある腎盂という組織が細菌に感染し化膿して炎症をおこす病気で、腰や背中に痛みの症状が出ることがよくあります。
桑田 「一度病院行って診てもらってください。おそらく腎盂炎からきている痛みです。」
患者様 「え、ただの腰痛とちがうの?」
桑田 「検査してただの腰痛だったということなら私の診たて違いになりますが、
腎盂炎だった場合、今腰を触るのは危険ですよ。」
その後、病院での検査の結果、腎盂炎との診断がでました。
毎回、丁寧と慎重を心掛け行っている検査ですが、最初の問診と基礎的な検査の重要性を再度確認させられる症例でした。
今回紹介した症例以外にも様々な症例がありますが、それはまた今後お伝えさせていただければと思っています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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